昔熱帯魚を飼っていました

中学生の頃60cm水槽で水草のレイアウトにもこだわってやっていた。

ネオンテトラエンゼルフィッシュグッピーとかの定番の種類を飼育した。

中でも特に好きだったのはコリドラス

ナマズの仲間で水槽の底の砂利の隙間に溜まった餌クズをせっせと食べてくれていた。

とてもかわいかった。

プラティが子供を産んで、稚魚が水草の間に隠れているのを見つけた時は感動した。自分で立ち上げた水槽の中で一つの生命が生まれた事に達成感も感じた。

約一年半の間にたくさんの生体をペットショップで購入しては死んでいった。

寿命まで頑張った個体はいなかった。

何が悪かったとかは特に考えなかった。

そういうもんだと。

 

しかしあれからアクアリウムをする気はおきなかった。魚を飼うという事は幅60cmのスペースの中でしか生かせてあげれないという事だと分かったからだ。

本来なら魚達はアマゾン河やアメリカの広い湖で自由に行きたい所へ泳いで生きていたのに、観賞魚として生まれたばかりに人が用意した狭い環境で毎日同じ所を行ったり来たりするだけしかやる事がなくなった可哀想な生き物としか思えなくなってしまった。

少なくとも幅3mくらいの水槽で自然に近い環境を用意してあげる事が出来たら、飼育する者としての責任を果たせたと思えただろうけど。

だからもう観賞魚は飼わない。

▶ Rakuten 動物保護団体支援プログラム×はてなブログ #ペットを飼うこと 特別お題キャンペーン
楽天市場 動物保護団体 支援プログラム
by 楽天グループ株式会社